イスタンブールから夜行バスで10時間、

地中海沿岸のエフェスという場所に来ました。

ここは、昔はローマ帝国の植民地だったことから、

ローマ遺跡が残っています。しかもその保存状態は、

ほかの無数にあるローマ遺跡よりいいらしいです。

初、ローマ遺跡。

教科書の世界が、自分の目の前に登場しました。


(写真は、クリックしたら全部拡大できますよー)



誰もがどこかで必ず一度は見たことがあるであろう円形劇場。



バスが早朝について即効遺跡に行ったので誰もいなかった。

そこで、思わず舞台で独唱。


抜群の音響の良さと自分の音痴ぶりに驚く。




ギリシャ神話の神様、ニケ(NIKE)

そう、あのNIKEの由来です。

たまたまNIKEの帽子を持っていた。

(イランで$2で購入。なぜか中のタグにPACHINKOって書いてある 笑)

思わず記念撮影。



ローマ遺跡を満喫した後、

エフェスの遺跡からヒッチハイクして、近くの港町へ。

ここは、「ザ・地中海」 の街だった。

海風、青い空、そして、限りなく濃い青の海。

「紅の豚」が上空を飛んでそうな、そんな雰囲気。


疲れが溜まっていたので、ここでしばらくのんびり。

(夜行バス明けに観光って結構疲れるんよ)

夕方にヒッチハイクでセルチュークという大きな町へ戻り、

そこで軽い夕食にピザを食べた。

これが、災難の始まりだった。

たぶん、チーズだった。

あたった。

見事に。

食べて1時間ほどしてから、急に気持ち悪くなり、すべてを吐いてしまった。

それでもなお、激しい悪寒に襲われ、腹痛。

そしてトドメにアイツもやってきた。

ゲーリー クーパー。

ここで一泊して休もうかなとも思ったが、すでに

夜行バスのチケットを予約していたので、強行。

案の定、苦しい移動になった。

途中でゲーリーの襲来。

バス運転手に次の休憩はいつだと聞いても

英語が通じない & 発射寸前になったので、

しょうがないから、「もれるーー」みたいな動作をして、

無理やりバスを停めてもらった。

暗いほうへ行く。(幸いに夜 & 何も無いところを走っていた)

トルコの大地に、しゃがみこむ。

バスに戻るときの、あの恥ずかしさといえば、

この右にでるものは無いのでは。

トルコ人はみんな失笑・・・

円形劇場で音痴なのに歌った罰だと自分を慰める。


そんなこんなで、アンタリアというこれまた地中海沿岸の

街に着き、ホテルを探しては、ひたすら寝た。

寝たおかげで完全復活!

風邪かなとも危惧したけど、やっぱあのチーズだった。

エフェスのチーズには気をつけろ!

アンタリアも、地中海沿岸のとてもきれいな街です。

ヨットが並ぶ小さな港があり、新鮮な魚が市場に並ぶ。

果てしなく青い海。

心地よい海風。

海を見ているだけで、豊かな気持ちになれるのはなんでだろう?


格安のヨット ツアーを見つけ、

一時間ほど、地中海にのった。



気分最高。

地中海を、ヨットで。

ちょっとした夢だったんです・・・感涙。



↑  アンタリアの港町 


いつか地中海の街に住んでみたいなぁ


地中海を満喫して、ここから一気に

シリアまで移動です。


シリアでは、海外青年協力隊で働く同期が待っている。