イラン西部の町、タブリーズから36時間かけて、

トルコのキャパドキアという場所に来ました。


なんとタブリーズでも、テヘラン発の列車で一緒になった

マリオとルイージの家に招待された。

ちなみに彼らの本名は、ALI と JAVAD。


夕食に招待され、イラン料理のフルコース(キノコは出なかった 笑)をご馳走になった。




↓  やっぱり、どの角度から見ても、彼はマリオです。



↓ お礼にといっては何だけど、鶴を折ってプレゼントすると、


  「俺も教えてくれ!!」

  と、ALIの弟とJAVADの兄さんが興味津々。

  教えると、相当はまったらしく、その後もひたすら折りまくってた 笑

  全部で20羽くらい折っていたのでは!?

  完成する度に俺に見せてきて、「どうだ? どうだ?」といってくる。 

  イラン人の大人は、どこか無垢で憎めないところがある。



その後は、ALIの友達がバイクの修理屋さんだということで、

そこにも遊びに行くことに。

バイクの修理屋のフッサンは、自慢げに自分のHONDAを披露してくれた。

HONDAのほかにも、KAWASAKI SUZUKI と日本製のバイクがぞろりと並んでいた。

やっぱ海外で日本の製品が活躍しているのをみると、嬉しいですねぇ。

 


↑ 左がフッサン。


自分がフッサンを勝手に、MR HONDAと呼ぶと彼は大喜び!!

きっと彼は、今後ずっとそのあだ名を使うのでしょう。 


彼らには最後まで親切にしてもらった。

しまいには、バス停まで送ってくれ、

「おなかが減ったらこれを食べなさい」と、

弁当まで持たせてくれた。

最後の最後まで、イラン人の優しさを浴びて、イランを去ることに。

イラン以上に好きになる国はこれからあるのでしょうか?

タブリーズからは、ひたすら


移動・・・


移動・・・


移動・・・


イランートルコ の国境は、余裕。

国境によっては、ひたすら待たせられる場所もあるけど、

ここは「余裕のよっちゃん」。


そういえば、、、、

「余裕のよっちゃん」といえば、、、

アメリカから日本に帰国して日本語が苦手だったころ、

クラスの友達が  「あれは余裕のよっちゃんだね」  というの聞いて、

クラス内で、よっちゃんという名前の人を探した覚えが。。。

たまたまヨシキ君というクラスメートがいて、

しかも彼はやたら余裕そうにしているので、

俺は半年間、彼が 「余裕のよっちゃん」だと勘違いしていた。

真実を知ってカルチャーショックを受けた覚えがある。

てか、「余裕のよっちゃん」 って誰だよ!?


くだらない話はやめて、、、


国境で見たアララット山。

ここは、ノアの箱舟が発見された場所。

(その科学的根拠は怪しいらしいが。)

山の形は、富士山に似ている。

気がついたら、しばらく思いが日本に馳せていた。


その後もひたすら


移動・・・


移動・・・


移動・・・


やっとアンカラ(トルコの首都)のバスターミナルに深夜について、

そこのベンチで寝袋を広げて一泊。

屋内だったのに、くそ寒かった・・・


そう、トルコ東部は、いま、くそ寒いです。

雪降ってます。

ダウンジャケットを持ってきて、大正解☆



早朝のバスでキャパドキアへ。

やっとの思いでここに着いた。


トルコに来てまず戸惑ったのが、通貨。

トルコは、驚異的なインフレーションを経験した。

そのせいで、約80円が、1000000リラに相当する。(リラはトルコの通貨)


これにトルコ政府も困り、今年の1月から、

「0を6つ切り捨てます」

と発表。


要するに、今年の1月から、

今までの1000000リラが 1リラになったのです。

そこまでなら、大丈夫。


問題は、今までの古い紙幣が出回っていること。

3リラを出したのに、おつりで500000リラが返ってきたりするんです 笑

ようやくなれた感じです。


ここキャパドキアで疲れをとってから、イスタンブールへ行くことにした。

本来なら、トルコ東部からシリア、ヨルダン、エジプトまで行き、

エジプトのアレクサンドリアからフェリーでイスタンブールまで行く予定だったのが、

アレクサンドリアからフェリーが出ていないことを知り、笑

やむを得ずルートを変更することに。


ってことで、とりあえずイスタンブールまで行き、そこからトルコの地中海沿岸をまわり、

シリア ヨルダン エジプト へ。

最後にピラミッドを見てから、帰国することにしました。


ってことで、来週にはイスタンブールに着きますが、

まだまだこのブログは続くんで、コメントを待っています!!